2008/8/15 8:45
「蛍」 鬼束ちひろ music
名曲です。
「蛍」 鬼束ちひろ
長い休養期間を終えて、前回アルバム「LAS VEGAS」で見事復活された鬼束ちひろさん。
私、大好きです。
詞が好き。
あまり音楽聴く時に、詞の内容を意識することはないのですが、彼女の詞にはいつも感じいってしまいます。
はかなくて、壊れそうなんだけれど、決して暗く絶望だけではなく、その中にわずかではあっても希望という光が感じられそうな・・・・そんな印象。
メロディーが好き。
心にズキュンと染みいってしまいます。
せつないんだけど、どこか優しい気持ちになれる・・・そんな感じ。
ピアノやオーケストラが多いと思うんですけど、時々ギターなどのロックテイストの曲もあって、それも実は好き♪
本当のところを言うと、前回のアルバムは個人的にはいまいち・・・だったんですよね。
期待する部分が大きすぎたせいかもしれませんが。
でも、今回の「蛍」は、本当に名曲!
蛍 この星を舞い上がれ
遠く近く照らして踊れ
その一瞬が永遠だと
貴方は教えてくれたひと
時間よ止まれ
この手に止まれ
光の影は薄れて落ちる
この詞もすばらしいんですけれど、本当に、「蛍」というはかないものに象徴された光・・・希望?・・・何?・・・の貴重さ。大切さ。
そして、それははかないんだけれど、とても大きな力があって。
消えてしまう絶望ではなくて、この手にとどまる希望が感じられる・・・
そんな感じ。
実際、この詞の字面だけ見ていても、きれいだよね。
彼女はきっとメンタルが繊細で、色々感じて苦しんでしまうことが多いと思うんですけれど、この曲には「再生」も何だか感じてしまいました。
メロディー的には「私とワルツを」を彷彿させたのですが、この曲よりも光が感じられる気がします。
ちなみに、このアルバムのジャケットも素敵です。(中のもう一枚の写真もね)
飾りたい感じ。
映画「ラストゲーム 最後の早慶戦」の主題歌になっているそうですが、その神山監督のコメント。
「主題歌に名曲を貰った経験は初めてだ。その喜びに酔いしれている。鬼束ちひろの「蛍」は、『ラストゲーム 最後の早慶戦』にふさわしく、“愛”と“命”を謳いあげて、哀しいほどの、名曲中の名曲である。」
神山征二郎
映画「ラストゲーム 最後の早慶戦」HPより引用
この映画自体には実はなんの関心もないのですが(^_^;)、この神山監督のコメントは、本当にこの曲の名曲たる所以を的確に表現したものだと思います。
ただ、「蛍」が名曲な分、2曲目の「HIDE AND SCREAM」は微妙でした・・・。
全然イメージが違う組み合わせなので、慣れないというか何というか・・・。
こっちに関しては、まだ1回しか聴いてないから、何とも言えませんがね(^_^;)。
