2008/8/19  15:23

"ゼロ時間へ"  book

今更、ブログに書くまでもないほどの有名作ですね。

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"ゼロ時間へ" アガサ・クリスティー

ずっと実家にあったにも関わらず(母の本で)、そのあまりの古さから読む気にはなれませんでした(埃でかゆくなりそうで(^_^;))

で、たまたま最近、これが映画になったっていう記事を読んで、内容を読んでみたら、「お、これおもしろそうじゃん!!( ̄∀ ̄)」と、今更ながら読んでみることにしました。


作品が特徴的なのは、ストーリーが"ゼロ時間"、つまり、殺人がおきる時、に向けて話が進んでいくこと。

作中の老検事が、そのコンセプトを語っているんですが、「ミステリ小説は殺人事件が起きてからストーリーがはじまる。だけど、実際の事件は、殺人事件がはじまるだいぶ前からはじまっている。」というようなことを言っています。

つまり、運命論的、というと安易かもしれませんが、殺人(じゃなくてもいいんだけど)というのはクライマックスにすぎず、そのクライマックスに向けて人々が運命的に集められてくる、ってことかなぁ。


もし、あの時、あの人がいなかったら
もし、あの時、あれがなかったら
もし、あの時、あのできごとがなかったら



一つでも要素がかけたら、その"クライマックス"は起こらなかったかもしれない。



・・・そういうことって、私たちの生活にもありますよね(^_^;)。

まさに、そのクライマックスのために全てのものが用意されて、まるで誰かの意思の元に私たちは動かされて・・・、ってこと。


なので、本作は、人々がそのクライマックスに向けて、"偶然"一つの場所に集まっていく過程からストーリーがすすんでいきます。


アガサ・クリスティーって、ほんと、おもしろいアイディアの持ち主ですよね。
伝説的なシチュエーションの作品が多々あって・・・。



で、本作は「クリスティ文庫」ってことで、近年新しく翻訳されたんですよね。
だからとても読みやすい(^o^)。字も大きいし☆

眠れない時に、ちょこっと読んでみようかなーって読み出したらやめられなくなり、結局最後まで読み切ってしまいましたヽ(;´Д`)ノ。

1回読んで、もう一度細かい部分を確認するために読んで、それからもう一度はじめから読んで・・・・・。
ここまで繰り返し読んだ本は最近ないかもしれません。

1回だけだと、さっくり行っちゃいそうですが、細かい部分を確認しながら読むと、





ああ、これはこうだったのか!!( ;゚Д゚)





ってことが、結構ありました(^_^;)。

暗示的なことをいってかっこつけると、




ゼロ時間はいつなのか。





きっと楽しく読めると思いますよ(^o^)。




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