2007/12/10 12:58
万城目学 『プリンセス・トヨトミ』(1) ■Illustration
12月8日発売の別冊文藝春秋1月号から連載が始まった
万城目学さんの『プリンセス・トヨトミ』の挿画を担当させて頂いています。
今回は大阪が舞台ということで、挿画も大阪にある場所を描いています。
有名な場所もあれば、地元の人でもあまり知らない場所もあったりします。
私は今まで大阪を見て回ったことがほとんどなかったので、
有名な場所でも大半が初めて訪れた場所でした。
そういう訳で、取材の際には行く先々で道を尋ねていたのですが、
親切な方に出会うことが多く、
道だけでなく、景色の見どころや
大阪の名所巡りのプランまで教えて頂いたりもして、とても助かりました。
そういった親切な地元の方々からアドバイスを頂いたり、
その場所にまつわる歴史の話を教えて頂いたり、
さらには「粟おこしソフト」(「ミルク味じゃなくて良いの?」と聞かれたりしましたが、
変わったソフトクリームだなぁと思ってこれにしました。美味しかったです。)を
ご馳走にまでなったり、と、道を尋ねたところから予想外の展開も。
見知らぬ場所でいろいろな人にお世話になり、取材をすることが出来ました。
そういえば、この大阪での予想外の展開は、
ちょうど大阪のグループ展の会期中、
私が『プリンセス・トヨトミ』の舞台となる場所を歩いていたときに
編集の方から挿画依頼の電話が私の携帯にかかってきた、という偶然から始まっていたのです。
これは本当に驚きの出来事でした。
取材の余談はさておき、
『プリンセス・トヨトミ』は
今まで以上にどうなるか予想が出来ないので
これからが楽しみというところ。
挿画も頑張って描かせて頂きますので、
よろしくお願い致します。
2008/4/7 18:09
投稿者:Maya
>びんさん
こちらこそ、どうもありがとうございました。
万城目さんくらい有名になってくると、
様々な批評も自分に軸を持って
受け止めることが出来るみたいですが、
ちょうど先日、他の作家さんの話で、
デビュー作を出した後、その著書に対して
あまり良い書かれ方をしていなかったレビューを見つけてしまい、
怖くなって二作目が書けないでいるという方の話を聞きました。
そんな話を聞いたあとに、
私も仕事で描いたイラストの批判を偶然見つけ、
それはとても少ない言葉でしたが、
背後から小石を投げられた気持ちがしました。
展覧会などでも、観に来て下さった方から
いろいろなご意見を頂くこともありましたが、
それは面と向かってでしたので、怖いと思ったことはありませんでした。
ところが、ネット上の自分の知らないところで
知らないうちに展開されている言葉を見つけたときに
初めて、怖い、と思いました。
いろいろと考えながら、よりよい作品を目指して
制作してゆかねばならないとは思いますし、
批判の中には的確な言葉もあるのですが、
どんなに頑張って、力の足りないところは課題とし、
今後につなげてゆけるように受け止めようと思っても、
乱暴に発せられた無責任な言葉、
名もなき人によって書かれた一方的な言葉からは、
どうしても、「ひどい」「あんまりだ」と思ってしまうこともあります。
「言葉の海で書かれた言葉」の記事は、
そういうときに感じた自分の思い、痛み、
言葉が持つ力のことを忘れてはいけないと思い書きました。
びんさんの記事は、ストレートではありましたが、
私がとあるところで見つけてしまった言葉のような
無責任さは感じられませんでしたし、
むしろとても熱心な思い入れがあるのだと感じました。
そういえば先日、
万城目さんのサイン会に行ってきました。
老若男女、世代を問わずいろいろな人が来ていて、
万城目さんが一人一人に異なるコメント付きで
丁寧にサインを書いていたのが印象的でした。
リンクの件、ありがとうございます。
これからもいろいろと考えながら
歩んでゆこうと思います。
こちらこそ、どうもありがとうございました。
万城目さんくらい有名になってくると、
様々な批評も自分に軸を持って
受け止めることが出来るみたいですが、
ちょうど先日、他の作家さんの話で、
デビュー作を出した後、その著書に対して
あまり良い書かれ方をしていなかったレビューを見つけてしまい、
怖くなって二作目が書けないでいるという方の話を聞きました。
そんな話を聞いたあとに、
私も仕事で描いたイラストの批判を偶然見つけ、
それはとても少ない言葉でしたが、
背後から小石を投げられた気持ちがしました。
展覧会などでも、観に来て下さった方から
いろいろなご意見を頂くこともありましたが、
それは面と向かってでしたので、怖いと思ったことはありませんでした。
ところが、ネット上の自分の知らないところで
知らないうちに展開されている言葉を見つけたときに
初めて、怖い、と思いました。
いろいろと考えながら、よりよい作品を目指して
制作してゆかねばならないとは思いますし、
批判の中には的確な言葉もあるのですが、
どんなに頑張って、力の足りないところは課題とし、
今後につなげてゆけるように受け止めようと思っても、
乱暴に発せられた無責任な言葉、
名もなき人によって書かれた一方的な言葉からは、
どうしても、「ひどい」「あんまりだ」と思ってしまうこともあります。
「言葉の海で書かれた言葉」の記事は、
そういうときに感じた自分の思い、痛み、
言葉が持つ力のことを忘れてはいけないと思い書きました。
びんさんの記事は、ストレートではありましたが、
私がとあるところで見つけてしまった言葉のような
無責任さは感じられませんでしたし、
むしろとても熱心な思い入れがあるのだと感じました。
そういえば先日、
万城目さんのサイン会に行ってきました。
老若男女、世代を問わずいろいろな人が来ていて、
万城目さんが一人一人に異なるコメント付きで
丁寧にサインを書いていたのが印象的でした。
リンクの件、ありがとうございます。
これからもいろいろと考えながら
歩んでゆこうと思います。
2008/4/7 13:39
コメント、ありがとうございました。
本来ブログは3月一杯で終了するつもりでしたので、よけいに今回いただいたご縁に感謝しています。
万城目さんには藪から棒な、無遠慮な書きぶりであったかと思います。
つまらぬ経緯があって匿名にしておりますが、元々文芸批評的な書き物を生業の一部としていながら、ブログではつい抑制のバーを低く設定してしまいます(やめようと思った大きな理由のひとつです)。
その意味でも、最新の記事(言葉の海で書かれた言葉)は、胸に堪えるものがありました。
これから訪問者も絶えて閑散とするはずの拙ブログに、こっそりリンクさせていただき、たまにうかがわせていただいてよろしいでしょうか。
今回のURLには、生業のほうをリンクさせていただきました。
ますますのご活躍をお祈りしつつ。
重ねてお礼申し上げます。
本来ブログは3月一杯で終了するつもりでしたので、よけいに今回いただいたご縁に感謝しています。
万城目さんには藪から棒な、無遠慮な書きぶりであったかと思います。
つまらぬ経緯があって匿名にしておりますが、元々文芸批評的な書き物を生業の一部としていながら、ブログではつい抑制のバーを低く設定してしまいます(やめようと思った大きな理由のひとつです)。
その意味でも、最新の記事(言葉の海で書かれた言葉)は、胸に堪えるものがありました。
これから訪問者も絶えて閑散とするはずの拙ブログに、こっそりリンクさせていただき、たまにうかがわせていただいてよろしいでしょうか。
今回のURLには、生業のほうをリンクさせていただきました。
ますますのご活躍をお祈りしつつ。
重ねてお礼申し上げます。
2008/4/6 1:04
投稿者:Maya
>びんさん
はじめまして。
コメントをどうもありがとうございます。
万城目さんの本の表紙装画は
万城目さんの依頼に合わせて描いたものというのもあり、
日頃制作している作品とはテーマも雰囲気も異なるので
驚かれるのも無理はないと思います。
記事拝読させて頂きました。
万城目さんの作品について、
あのような視点や切り口で書かれた記事は初めて読みました。
記事の中で、イラストとブログのことを紹介して下さり
ありがとうございます。
今後ともよろしくお願い致します。
はじめまして。
コメントをどうもありがとうございます。
万城目さんの本の表紙装画は
万城目さんの依頼に合わせて描いたものというのもあり、
日頃制作している作品とはテーマも雰囲気も異なるので
驚かれるのも無理はないと思います。
記事拝読させて頂きました。
万城目さんの作品について、
あのような視点や切り口で書かれた記事は初めて読みました。
記事の中で、イラストとブログのことを紹介して下さり
ありがとうございます。
今後ともよろしくお願い致します。
2008/4/5 10:27
はじめまして。
拙ブログへのコメントで「プリンセス・トヨトミ」のことを教えていただき、検索からこちらのブログにまいりました。
石居麻耶さんのお名前は、万城目さんのご著書でしか存じ上げませんでしたため、画文いずれもの香気におどろきました。失礼な言い方になりますが。
お名前とスタイル、銘記しておきたいと思います。
万城目さんのことを褒めたり貶したりのブログで恐縮なのですが、記事リンクさせていただきましたのでTBお送りいたします。
以上、簡単ですが、ご報告まで。
拙ブログへのコメントで「プリンセス・トヨトミ」のことを教えていただき、検索からこちらのブログにまいりました。
石居麻耶さんのお名前は、万城目さんのご著書でしか存じ上げませんでしたため、画文いずれもの香気におどろきました。失礼な言い方になりますが。
お名前とスタイル、銘記しておきたいと思います。
万城目さんのことを褒めたり貶したりのブログで恐縮なのですが、記事リンクさせていただきましたのでTBお送りいたします。
以上、簡単ですが、ご報告まで。
2007/12/16 10:40
投稿者:Maya
>Setsuさん
ブログ開設当初から気になっていることなのですが、
ブログに掲載する画像ではどうしても細部がぼやけてしまい
こまかい描写が伝わらず残念です。
同じようなコメントを何度か頂いたことがあり
本当にいつももどかしく思います。
今回の挿画は、場所が具体的なのもあり
心象を反映させるのは控えめにしました。
『プリンセス・トヨトミ』の挿画シリーズは
今後もそうなってゆくと思います。
読み手の立場になると絵も変わるものみたいです。
その場所に行ったことがない人にも
ディティールや雰囲気が伝わるとよいな、と思いながら
描いています。
別冊文藝春秋に掲載されているものは白黒ですが、
原画は一部彩色をしました。
ここでは掲載時と同じように白黒で載せています。
原画のサイズは、A5サイズよりひとまわり大きいくらいの大きさです。
よろしければ別冊文藝春秋1月号でご確認下さい。
初めのほうに掲載されています。
ブログ開設当初から気になっていることなのですが、
ブログに掲載する画像ではどうしても細部がぼやけてしまい
こまかい描写が伝わらず残念です。
同じようなコメントを何度か頂いたことがあり
本当にいつももどかしく思います。
今回の挿画は、場所が具体的なのもあり
心象を反映させるのは控えめにしました。
『プリンセス・トヨトミ』の挿画シリーズは
今後もそうなってゆくと思います。
読み手の立場になると絵も変わるものみたいです。
その場所に行ったことがない人にも
ディティールや雰囲気が伝わるとよいな、と思いながら
描いています。
別冊文藝春秋に掲載されているものは白黒ですが、
原画は一部彩色をしました。
ここでは掲載時と同じように白黒で載せています。
原画のサイズは、A5サイズよりひとまわり大きいくらいの大きさです。
よろしければ別冊文藝春秋1月号でご確認下さい。
初めのほうに掲載されています。
2007/12/16 7:17
投稿者:Setsu
http://story.roundsquare.net/contents
http://story.roundsquare.net/contents
写真かと思ってしまいました。
実際の絵の大きさはどのくらいなのでしょうか?
実際の絵の大きさはどのくらいなのでしょうか?
