2008/5/13 15:45
5月の車窓から diary

見える景色は風のように訪れ
全ては前向きに進む
後悔はなく
ためらいもなければ
戸惑いもせずに進む景色を見つける
こうしてどんなときにでも
励みになるものを
受け取ることが出来るなら
今一度目を開いて
窓の外を眺めてみよう

窓の外を流れる景色は
季節の過程で作られる色を映している
見えているのに
見ていなかったものは
移り変わる景色の中を泳いでいる

光はすぐそこにある
不完全
不安定
だから
見つめる
わからないことがたくさんある
それはそれで希望も不安も
プラスもマイナスも全て含んでいて
例えるなら
まだ誰も知ることのない
宝の山みたいなもの
喧騒や時の流れに紛れ
自分というものまでが
わからないことだらけになると
それがときどきほんの少しだけ
怖くなることがあるのだけれど
でも
それはたぶん
うたた寝みたいなもの
そんなふうに言い聞かせ
疲れたら
少し眠って
再び起きて
高層ビルの足元で眠っている影に
「もう朝だよ」と呼びかけたら
消えるようなものなのだろうね
目が覚めても変わりはしない景色の向こうに
目覚めた瞬間から変わる景色もある

見つめ方ひとつで
受け取り方ひとつで
車窓から何を見るかはいつも違う
日々の中で
連なりそうな不安の鎖を
見つけてしまっても
鎖の輪はそうしてひとつずつ
消すことが出来る
そうして明日は
どんな「風景」に会えるのだろう
