2007/7/1  23:31

びっくりした本  

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今回ははじめて、読むどころか現物を見てすらいない本の話。

朝刊をぱっと開いたら、広告に目がくぎづけに。
渡邊 眞之『日本アオコ大図鑑』。
アオコ……アオコって、琵琶湖や霞ヶ浦や印旛沼ではびこって水質が悪化して……の、あのアオコですか?!

いや、そりゃあ生物であるからには、それも人間の生活とかなり関わってしまっているからには、研究者もそれなりにいるだろう。だけど、図鑑、それも大型本にするようなものなのか?
……研究者の方、すみません。たぶん失礼な発言だったでしょう。でもこのへんが「アオコって、アオミドロの親戚ですか?」くらいの認識の、一般人の感想ではないかと思う。

水質改善に関わる仕事や研究をなさっている方は買うだろう。でもそういう湖で漁業をしていてアオコに困っているような人までは買わないような……気がする。

一番の関心は、内容よりも、何部刷ったか、だったりして。

2007/6/30  22:40

便利だけど困ったAOLブログ  パソコン・インターネット

前々から、AOLブログは写真が弱いなと思ってはいた。
以前にmixiへアップした写真をこちらに載せると、どうも前より不鮮明な気が……。
それでも、写真はど素人、撮り慣れているわけでもないので、まあ腕不足でピンが甘いのだろうと、いろいろ工夫してみたり。

ところが、人に見せたい写真があって仮アップしてみたところ、どうがんばっても役に立たないほどぼやける。
ふと、写真が美しいあるサイトのアドレスが別の大手プロバイダだったのを思い出し(先方は一眼レフの使い手なのでケタガ違うけど)、そちらのブログに手早く登録してアップしてみたら!

いままでの努力は何だったのか……(T T)。一気に脱力した。

AOL、何考えてるんですか……。

文章を書いたり、文中に画像を散らすにはAOLのほうが断然便利なので、当面はこちらを本館、あちらを別館として併用してみるつもりでいる。

2007/6/29  22:35

大当たり! 『国立ロシア美術館展 ――ロシア絵画の神髄』  文化・芸術

昨日の美術展がなんとなく不完全燃焼気味だったので、リターンマッチで上野の『国立ロシア美術館展 ――ロシア絵画の神髄』へ行ってきた。
これが久々の大ヒット! 普段買わないように努めている図録まで手を出してしまった。日本の普通の画集ではろくに見られない画家が多いし、発色が断然いい。

展示は古典主義・ロマン主義・リアリズム・転換期(二十世紀初頭)と大きく四つに分けられ、中二つが特に充実している。
古典主義では、エカテリーナ二世の肖像画・彫像と比べて、次に即位した息子パーヴェルの肖像画を見ると、どう考えても「格下」でしかないルックスなのが苦笑ものだった。たぶん在位中に描かれたのだろうが、権力をもってしてもごまかしきれない格下っぷりだったのだろうか。嫡男が、近衛士官オルロフとの間に生まれた子よりしょぼい≠ネんてまずいだろう、と思いつつながめる。

ロマン派の見所は海洋画家アイヴァゾフスキー。図は「月夜」。
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かなりフリードリヒというか、ときどきターナーを強烈にフリードリヒにしたような印象をうける。描かれた海が静か荒れているかにかかわらず、圧倒される。「穏やかな海岸、凪」なんて、夜明けなのかバラ色の空が薫ってきそうなくらいだ。

ロマン派からリアリズムにかけて、民衆画や公的な建物でない風景画が増える。社会風刺だったり、移動派という、芸術を都会の上流階級だけでなく民衆につたえようとする動きにかさなっていたり(そりゃ、芸術未経験の大衆にいきなり見せるなら象徴派よりリアリズムのほうがわかりやすい(^ ^))。
そのリアリズムの風景画が、非常に静謐な表情をしていながら、同時にとても心情的とでもいいたくなる何かを持っている。ロマン派の、あからさまに心情を託している画風とは違って、一瞬写真と見間違えるような絵なのだが、不思議と心に作用する絵たちである。
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図はレヴィタン『草が生い茂った池』。緑と、水と、雪の美しい絵を続けて見ていると、いつのまにかタルコフスキーの世界に踏み込んでしまったような錯覚をおぼえる。

会期は来週末まで。

2007/6/28  23:38

『プラハ国立美術館展 ――ルーベンスとブリューゲルの時代』  文化・芸術

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渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで『プラハ国立美術館展 ――ルーベンスとブリューゲルの時代』を見てきた。
いつもながら、このほどよい狭さが回りやすくて実に快適・親切だ。

今回は正直、招待券をいただいたので行った、という感じ。個人的にはフランドル絵画よりネーデルランド、つまりルーベンスとブリューゲルよりレンブラントとフェルメール、という好みなので、本当に「見てきた」としか言いようがないのだった……。

ブリューゲル一族は四代のあいだに大なり小なり名のある画家が10人はいて、それぞれが画風に影響しあったり絵のテーマを引き継いでいたり複製を描いていたりするのでややこしい。ルーベンスも人気画家だけあって工房に弟子を何人もかかえ、共同製作(要点だけ自分で仕上げているのだろう)したり複製をつくらせたりしているので、どこまで○○作といえるのやら。
もちろん真作もちゃんと混じっているので、興味のある方にはそこそこおいしい展示だろう。
画像はルーベンス(真作)の『聖アウグスティヌス』。この聖人に捧げられる教会がプラハに建立されるときに発注された、祭壇画だそうだ。

売店で売られている絵はがきは種類が少ないうえに、いつも以上に色が悪い。残念。

2007/6/26  23:40

タクシー業界とヤフオクに共通する問題点?  ニュース

先日NHK特集で、現在値上げにふみきろうとしているタクシー業界の実情について報じていた。

この業界、それぞれの運転手が、毎日の売り上げの半分程度を上納金=i名称は違ったが、要するにそんなもの)として会社に払ううえ、売り上げノルマが決められていて、下回ると身銭を切らないといけないらしい。
で、現状を単純化すると、
客が減った→会社の収益が減る→収益を増やすためにタクシーの台数を増やす(たとえば十万円×10人だったのが五万に減ったので20人にする)→パイの奪い合いで1人あたりの売り上げが減る→死活問題なので単価(初乗り料金)の値上げを申請→会社が「だったらこちらにも分け前をよこせ」とノルマを上げる→四十代の運転手が午前中から深夜まで働いて月12万円!
というありさまだというのだ。
鵜飼いの鵜よりひどいかも、という気がした。なんだか日勤とやらにおいまくられていた関西の某鉄道会社の運転手みたいに、タクシー運転手が精神的体力的に追いつめられていきそうだ。そんな車に客だって乗りたいわけがない。

ヤフオクがしばらく前に、利用者を増やそうと無料会員キャンペーンをやってからというものの、利用者の質が目に見えて低下している。
入札時に「入札すると(落札したら)購買の義務が発生します」という表示が大きく出るにもかかわらず、いたずらもしくは考えなしに入札したあげく、「キャンセルしたい」と言いだしたり連絡をよこさないなどのトラブルがあちこちで多発しているそうだ。出品者は出品時・落札時の二度、手数料を負担しているので、迷惑このうえない。大抵は信用度が新規≠烽オくはそれに近い会員だ。
ついに先日、わたしの出品したオークションにも起きてしまった。というか、さらに別人に現在進行形で迷惑をかけられている(- -*)。
いずれにしても、元締め会社が手軽に利益を増やそうと、無理に人数を増やすからからこうなるのだ。いっそ、真剣かつ信用度の高い人間だけが参加できる、プレミアム・オークションをやってほしいと思う。

……発想がカード会社のゴールド/プラチナカードあたりと似てきたか……。

2007/6/25  23:18

『雨柳堂夢咄』  

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昨日の日記をあとで読み返してみたら、肝心なところがぬけていて、あれでは何が言いたいのかわからない。やっぱり寝る前にアップするのはだめだな、今日一日遅れで修正しておこう、と思ったら。
ぎやああああっ、それどころではない。

朝日ソノラマが営業停止。

出口の見えぬ出版不況、それでもここしばらくはご縁のある出版社の倒産や店じまいを耳にしなくなって、一息ついていたのに。やられました。
思えばこの版元には、子ども時代『闇夜の本』(とってもシュールでしばしばスラップスティックな優しいファンタジーマンガ)ですっかり坂田靖子ファンになったり、SF者にははずせない『フレドリック・ブラウンは二度死ぬ』で、さんざんお世話になった。最近ならなんといっても、『フレドリック〜』にも参加していた波津彬子『雨柳堂夢咄』 。

このマンガは、一口に言えば、泉鏡花の三大戯曲の世界そのまま! (←実際これもマンガ化している) 大正時代あたりの小さな骨董屋を舞台に、あるじと孫、有名無名の骨董品や美術品、品物に関わったいわくありげな人々、物の怪や怨霊、四季の風物……を、時には金襴のように、また時には泥大島のように雰囲気を変えながら、細密画のようなタッチで描いている。

絵が美麗な作家なのでできれば元のコミック版で読みたいが、文庫なら一巻・二巻がお薦め。特に――

ある夜、美女がやってきて「夫が大徳寺の高僧にあてた茶会の礼状が、掛け軸にしたてられてこの店にあると聞いた。明日の夫の法事に飾りたい」と言う。高名な僧侶と親しかったほどの人の妻にしては若すぎる。しかも探し当てた掛け軸はかなり古いもので、手紙の末尾に落款のかわりに押されていたのは……(「十四夜の月に」)
ある藩主の幼い嫡子がかわいがっていた子犬・太郎丸が、毒の菓子をあるじに代わって食べて死ぬ。悲しんだ少年は、太郎丸そっくりの湯たんぽをつくってもらう。いつまでもいっしょにいられるようにと。その嫡子もじきに暗殺されてしまうのだが、太郎丸の念の乗り移った湯たんぽは帰らぬあるじを待ちこがれるあまり……(「太郎丸」)
雨柳堂の飾り窓に置かれた竹の虫籠には、蒔絵で蛍を描いた棗が入っていた。ふらりとやってきた若い男の客に尋ねられて、店主の孫・蓮は、「蒔絵の蛍が飛び回っていなくなると困りますから」と答える。興がった客は、蛍狩りとしゃれこんで棗だけを買っていく。この客が訳ありで、蓮は居所を探すはめになるのだが……(「日露の壺」)

この最後の話にあこがれて、蛍の蒔絵を探して骨董市を歩いたものだった。

このシリーズは朝日新聞社の出版局に引き取られるようで、とりあえずはひと安心だが、何にしても淋しいことにはかわりない。

2007/6/24  23:45

『くらげの日』  分類なし

よく行くネット掲示板に、他人の容姿を平気でけなす同僚についての悩み相談が載っていた。コメントをつけた教員によれば、「子どもたちを見ていると、他人の容姿をネタにいじめる子は、むしろ自身たいした容姿でないことが多い。綺麗な子はそういういじめはしない」そうである。

最近どうしたのか新刊がご無沙汰の草上仁。もとは千一話をめざした星新一もかくやという勢いで、コメディSFの短編を量産していた。もう品切れ重版未定らしき『くらげの日』にも――

あこがれの女性にプロポーズすべく宇宙船の定期便に乗ろうとした主人公が「今日はくらげが出ているので宙港衛星へのシャトルは出せません」と言われて(直径百メートルくらいある、レンズ状の宇宙生物が空に浮かんでいる)、あの手この手でシャトルを飛ばそうと、くらげ相手に知恵を絞る表題作をはじめとする、傑作なコメディやコメディのようなホラーのような短編がつまっている。

だが、一見地味ながら、表題作とおなじくらい忘れがたいのが、この作者にはめずらしいシリアス「サクラ、サクラ」。
未来世界で広告代理店に勤める主人公は、服装をはじめとする流行を管理するのが仕事で、流行の始まりと終わり、継続時間まで、外部秘の規則に従って厳密にコントロールしている。この時代は外見の整形まで、美容であれパンキッシュなものであれ、流行の一部になっている。ある日彼女は、外見に悩む年頃の娘をもつ友人から、とんでもない相談を受け、一度は断ろうとするのだが――

軽いノリながら、読み終えるとずっしり重い感慨にひたってしまう。この本の最後にこの話を持ってくるとは、すごいセンスである。これについては評価が割れそうだが。

2007/6/23  23:26

『大問題』の新刊  

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もう一台XPを購入したら、AOLのインストールで大問題が起きてしまい、おまけにカスタマーサービスに電話が繋がるまでに約十分、繋がってから受話器を置くまでに一時間以上かかった。問題は解決していない。
とりあえずIEを併用し、あちこち設定をやっていたらあっというまに九時半、気がつけばもうこんな時間だ(T T)。

虫の知らせか、昼頃に書店に立ち寄ったとき、読み応えのある本ではなくたまたま新しい巻が出ていた、いしいひさいち『大問題'07』を買ってあった。社会風刺の4コママンガ集で、へらへら笑いながら(それなりに)気軽に読めるので、こんなときの気晴らしもしくはうさ晴らしにはぴったり。

ただし、ここ数年は読んでいないものの、傑作は(下手すると「ピークは」?)『2000』だったように思う。スキャンダル時代のクリントン夫妻の会話だとか、IOCのごたごただとか、プロ野球界のあれこれだとか、国内政治にしてもネタは山盛り、マンガの切れ味も最高だった。
お気に入りは、辞任に追い込まれそうなサマランチ前IOC会長と堤氏の電話での会話。

サ「ヨシアキ! 辞任のピンチなのです。キャスティング・ボートを握っている大物委員が日本刀の収集家なのですが」
堤「わかりました。国宝級の日本刀を手配しましょう」
サ「ちがいます、買収工作ではありません。ハラキリの短刀を贈ってきたのです」

もうあれから七年たつのか……。

2007/6/21  23:33

『火星の大統領カーター』  

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『現代アメリカのキーワード』に、ジミー・カーター大統領がなぜレーガンに選挙で敗れたか、興味深い理由が載っていた。
カーターはもともと、ボーン・アゲイン(キリスト教の一派。信仰に目覚めて「生まれ変わった」ことを宣言するらしい。道徳・思想的に非常に保守的な傾向がある)を公言していたそうで、キリスト教右派は、自分たちの理想を体現してくれる候補として大統領に推した。ところが当選してみたら彼は、信仰に目覚めた′級ハ、弱者救済や差別撤廃に立ち上がってしまい(^ ^;、思いっきり思惑がはずれたので、右派は次の選挙では、まちがいなくカーターより保守的なレーガンに鞍替えしたから、だという。
昨日偶然、栗本薫『火星の大統領カーター』を久々に読みはじめてから、この一節を思い出した。

 大統領選に敗れた失意のジミー・カーターは、ふとした気の迷いと異星人の陰謀により、火星へやってくる。そこはエドガー・ライス・バローズ描くところの火星世界であり、彼はバージニア州出身で火星の権力者ジョン・カーター大元帥の身内と思われて、たいそう優遇される。ところがカーターを追ってレーガンまでやってきて、大元帥と戦争になりかけるのだが、バローズの世界を御存知の方なら想像がおつきのとおり、困ったことにどう考えてもジョン・カーターは、身内のはずの元大統領よりロナルド・レーガンのほうが相性がよくて――

抱腹絶倒の古典SFパロディ。ただし現在は絶版か、少なくとも品切れ状態らしい。非常に悲しいのだが、残念ながら時間の流れを考えると、これは仕方がないのかもしれない。
このドタバタのおかしさを実感するには、まず少なくともレーガン時代の時代の空気とか世間のノリとでもいうものがわからないと、ぴんとこないような気がする(白状すると、わたしはとりあえず物心はついている歳だった)。出てくるギャグも、たぶんその世代以上の人間におなじみのものなのだろう(パタリロあたりはわかるが、たぶんギャグの半分くらい理解できていない)。肝心のバローズ『火星シリーズ』にしてからが最近まで品切れだったようで、先年三巻分を一冊にした変則的な復刊がされていた。

だが、時代の流れとともに消えていく作品と言い切ってしまうには、あまりに惜しい一冊。

2007/6/19  23:42

『現代アメリカのキーワード』  

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知人が持っていて、面白そうなので借りて読んでみた。矢口 祐人 ・吉原 真里編著『現代アメリカのキーワード』 。

『知恵蔵』や『現代○○の基礎知識』の類の超ミニ版。アメリカ在住が長くあちらの大学院で研究したらしい編著者を筆頭に、日本人とあちら在住者とりまぜた多数の執筆者が、「アブ・グレーブ・スキャンダル」にはじまる81の項目について、政治・経済・社会問題・スポーツ・芸術……を解説している。
「ジョージ・W・ブッシュ(現大統領のほう)」や「マーサ・スチュワート」のように、この手の本を読もうと思う人ならとっくにそれくらい知っているよ、な内容もあれば、「フィリバスター」(元祖牛歩戦術。ただしはるかに効果はある)や「ハリバートン」(イラク戦争と密接な関係がある石油会社。ゼロハリバートン≠ニ名前が似ていると思ったら……)のように、個人的に多少は知っていても「そうだったのか!」の驚きが得られる項目もかなりあったりする。

おもしろいのは、この本がまえがきですでにおのれの立ち位置を明らかにしてしまっているところ。この手の本は、しばらく読んでいて、あるいは著者名を見たとたんに、思想的傾向がわかってくるものだが、編著者は執筆者群を、人種・民族・国籍・ジェンダーにおいてはまずまずのバラエティだが、社会階層・地域・政治思想についてははっきり偏りがあるとうちあけ、その原因についても説明している。潔い。
また、「自民党はアメリカ人にとって、共和党は日本人にとって、かなりリベラルな政策を打ち出すことがある。彼我のリベラルについての基準は一致しない」というのも、言われてみればその通りなのだが、意識してこの本を読んでみると興味深い。

欲を言えば、アメリカに直接関係ない部分になると・翻訳・校閲が甘いところがある。たとえばベストセラーになった『カイト・ランナー』の項。
「パシュトゥーンという支配カースト(中略)と、パシュトゥーンに仕えることのみを許された、より劣った存在とされるハザラという従属階級がある」p.187
パシュトゥーン(人)とハザラ(人)は民族であって階級ではないし、日本で「カースト」といえば大抵はヒンドゥーをイメージすると思うが、アフガニスタンは基本的にムスリムの国である。解説書は一般書籍よりこういう点には注意を払ってもらいたい。

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