2005/4/11  23:09

NOiSE - ノイズ  アニメ・コミック


NOISE
以前紹介したBLAME!の前日譚となる話。BLAME!ほどの派手さは無いけれども、BLAME!を読んでいて解説されない話題の一つ、珪素生物とセーフガード、統治局の起りが語られませす。気になる超巨大都市に関しては既に舞台となる世界として存在しており、惑星を取り込みつつある場面だけが描写されています。

作者の弐瓶勉はH.R.ギーガーの影響を受けているということですが、人体と機械の有機的な融合と言う意味では、NOISEで語られる珪素生物の描写がその影響をもろに受けているキャラクターかもしれません。髑髏、もしくはマネキン的なマスクに黒いエイリアン的なボディを組み合わせたらギーガー・チックかと言えば層かもしれませんが、個人的には違和感のあるところです。

巻末に弐瓶勉の谷口ジロー特別賞を受賞したデビュー作としての「BLAME」が掲載されています。画調が全く異なりますが、同じく超巨大土地が舞台で、先の「BLAME!」と主人公が同名だと言うところに繋がりが有ります。原点と言うことなんでしょうね。
そういえば、NOISEの主人公は、BLAME!の主要キャラクターであるサナカンと関連が有りそうな雰囲気です。その関連に関しては何も述べられていませんが。

長編マンガを通して読んでいると、最初と最後で画調や描写が変化していきます。最初はどことなくこなれていない不自然な人物描写が、巻が進むにつれこなれていきます。1巻2巻と読み進めていても、画調が気に入らずに読むのを中断してしまうのは残念な話ですが、このNOISEに関しては、1巻完結です。単行本後半の連載時に描かれているため、画調もばらつきがなく落ち着いています。BLAME!には興味があるけれども、まず10巻と押して読むのはつらいと言う方には、まずBLAME!のお試しとして最適かもしれません。



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